期間婚〜彼と私の微糖な関係〜


「だってー…

て、いうか彼女が千洋さんの元カノなのは知ってたけど、婚約してたとか聞いてないし。

しかもなんで今更、寄りを戻そうとしてるなかも

千洋さんがなんで連絡をくれないのかも分かんなくて…


ねぇ千秋君どうしよー…?」


半泣き状態の私に「やっぱ、あの人の神経は相当、図太いって事だな」と苦笑する。


「彼女…まだ千洋さんのことが好きなのかな?」

「どうだろ?菜穂さんはとにかく金を持ってる男が好きだからね…。

とりあえず、父さんが死んだから兄さんに行ったのかも…?」


「その理屈、よくわかんないよ…。」

「世の中には、相手を好きで結婚する人と、相手の財産が好きで結婚する人とか…同じ結婚でもパターンはあるよ?

だから、菜穂さんと別タイプのちょこにはそれが分からないんじゃない?」

肩を落とす私に、千秋君は淡々と話した。



< 167 / 189 >

この作品をシェア

pagetop