期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
「説明ありがとう…
でも、じゃあ千洋さんはなんで連絡くれないんだろう?
普通だったら、こういう状況だからこそ、連絡くれるもんじゃないの?」
「兄さんの考えてることまでわかんないよ…
でも、もしかしたら、気持ちが菜穂さんに移りはじめてるのかもよ?
当時、ベタ惚れだったのは兄さんのほうだったしね。
それを良いことに菜穂さんは父さんとも関係をもったんだっけかな?
自分に愛を注ぎまくってくれる婚約者と
たくさん欲しいものを買ってくれる父さん。
父さんも何を考えてるのかわかんないけど…
菜穂さんも相当なもんだよ。
俺はそんな3人を面白可笑しく見てたんだけどね…」
私に向けて意地悪な笑顔を向ける千秋君。
私は
菜穂さんが千洋さんにしたこともショックだったけど
その当時、千洋さんがそこまで菜穂さんを愛していた事実が痛くて痛くて、どうしようもなかった。