期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
「受付の羽田くん、ちょっと前に来てくれ」
へっ?
びっくりして顔をあげた私を
周囲の人が驚いた様子で視線をむける。
いや、驚いてるの私だけど?
なんで呼ばれたの?
「あ、はい…」
小さく頼りない返事でおずおずと前に出ると
社長は私のほうに向き直り
内ポケットから折りたたんだ紙を取り出した。
…クビ?
みんなの前で公開でクビ⁈
体中の血の気が引いていく。
握りしめた手が緊張で震えていた。