期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
照れ隠しにそっぽを向くと
肩に若社長の頭がよしかかる。
酔うと甘え癖でもあるのだろうか
タチが悪い。
そんなことを思いながらもこんな至近距離に異性がいて
こんなふうに頭をこてん。なんてされてしまったら…
考えれば考えるほと、心臓が飛び跳ねる。
へんな汗がでてきそうなくらい緊張するし。
私が固まったまま動けないことに気付いたのか、ようやく離れてくれた若社長はますます頬が赤く染まっている。
「僕と同じシャンプーの匂いがした。
…なんか照れる。」
そう言いながら片手で口元を覆ってそっぼを向く。
もしかしたら…。
もしかしたらたけど
緊張してるのは私だけじゃないのかも…。
心がくすぐったい。