隣のあなた。…運命の人と…
『おはよ』
俺が病室へ行くと女医がいた
「問題なさそうね、貧血も数値が戻ってるし……念のために退院は明日。今日は少し院内を散歩でもしたらいいわ」
女医はそう告げ、病室から出て行った。
「敦司さん、おはよ。昨日も遅かったんだから、今朝は来なくても…」
『ん?大丈夫。それより明日退院だな、良かったー…早く紗織と一緒に寝たい』
「……敦司さん…あのホテルに…」
紗織は少し言いにくそうに話す
あのホテルには戻りたくないのはわかってる
『ん?ホテルには戻らないよ』
『違うとこに住むから大丈夫』
「そうなんだ……ってどこ?」
『ふふふっ……秘密』