隣のあなた。…運命の人と…
『紗織と初めて会ったのはここじゃない……もっと前……1年かな?雨の日に……』
俺が話し始めると紗織は驚いた顔をしていた
「待ってっ、雨の日って…子猫を拾った日?私もあの日の事、覚えてる……」
紗織は少し興奮して言ってきた
俺はまさか紗織もあの日の事を覚えていた事に驚く。だって、一瞬だぞ。
それがたまらなく嬉しい
『ふっ……やっぱり俺と紗織は出会う運命だったかも』
紗織はまた嬉しそうな顔をする