隣のあなた。…運命の人と…


『紗織と初めて会ったのはここじゃない……もっと前……1年かな?雨の日に……』


俺が話し始めると紗織は驚いた顔をしていた


「待ってっ、雨の日って…子猫を拾った日?私もあの日の事、覚えてる……」


紗織は少し興奮して言ってきた
俺はまさか紗織もあの日の事を覚えていた事に驚く。だって、一瞬だぞ。


それがたまらなく嬉しい

『ふっ……やっぱり俺と紗織は出会う運命だったかも』


紗織はまた嬉しそうな顔をする

< 57 / 260 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop