ラヴ・ラヴァーズ・キス
大人気ない・・・

のかなぁ、やっぱり、そうなる・・?

トボトボと夜道を歩きながら、私はアスファルトに向かいため息を零した。

だって・・

普通は、お母さんが「何て失礼な子なの」「悠人さん、お話が違うわ」的なことを言って、

そうしたら、私も一緒になって怒ることもできるし・・・

宥めることもできる・・・

のに・・・

義父は・・良い人そうだった。

子供たちには難点ありまくりだったけど・・・お母さんがそれでも良いって言うんなら、やっぱり私には決定権はない。

・・・

はぁ・・・・

「何で、こんなことになっちゃったんだろ・・・。」

「何、どっかでパーティーでもあったの?」

突然、男の生ぬるい手が肩にかかった。

驚いて顔を上げると、そこらへんのどこにでもいそうなチャラチャラした顔と雰囲気の若い男がにまついていた。

どう見たって十代なのに、煙草くさい。

「関係ないでしょ、ほっといて。」

しまった。

うっかりしてたけど、私こんな格好してたんだった。

「いいじゃん、なぁお姉さん遊んでよ。」

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