ラヴ・ラヴァーズ・キス
痛みと一緒に、血の味がこべりついてる。

車は、ゆっくりと停まり、ポンと軽い音をたてて開けたボトルを手に由愛が言った。

「はい、お口あけてください。」

「・・・え・・・」

いやいや、口をゆすぐんなら自分でやりますよ?

私は、ふるっと首をふって体を起こした。

っていうか、あの格好で飲ませてもらうとむせるよ。

「ああん、口移しで飲ませてあげたかったのに!」

・・・!

はぁ・・・?!

何か・・・何か由愛ちゃんおかしいよね。

ノリが・・・なんていうの?

軽いというか・・・

むちゃくちゃというか・・・
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