麗雪神話~青銀の王国~
三日後の丑三つ時はまたたくまにやってきた。
セレイアは窓を開け放ち、身を乗り出して闇夜に目をこらした。
ディセルは、厳重な警備の中をかいくぐって、どうやってここまで来るつもりなのだろう。青プミールは相当高価なはずだが、どうやって手に入れたのだろう。
途中でつかまってしまいはしないか。
それで投獄されでもしたら、……。
不安を覚えながらも、セレイアはきっと来てくれると信じていた。
必ずと、言ってくれたから。
「…私はここよ、ディセル」
お願い、早く私を見つけて―――。
いてもたってもいられず、落ちそうなくらいに身を乗り出した時、翼のはためく音が聞こえた。
一騎の青プミールが、ぐんぐん上昇して、この窓に近づいてくる。
騎乗者は、黒いマントにフードを深くおろした謎の人物だ。
顔なんて見えなかったのに、セレイアにはわかった。
彼が、待ち焦がれたディセルだと。
(私だって、あなたを見つけるわ。
あなたがたとえどんな姿をしていても)
「…ディセル!!」
セレイアは窓を開け放ち、身を乗り出して闇夜に目をこらした。
ディセルは、厳重な警備の中をかいくぐって、どうやってここまで来るつもりなのだろう。青プミールは相当高価なはずだが、どうやって手に入れたのだろう。
途中でつかまってしまいはしないか。
それで投獄されでもしたら、……。
不安を覚えながらも、セレイアはきっと来てくれると信じていた。
必ずと、言ってくれたから。
「…私はここよ、ディセル」
お願い、早く私を見つけて―――。
いてもたってもいられず、落ちそうなくらいに身を乗り出した時、翼のはためく音が聞こえた。
一騎の青プミールが、ぐんぐん上昇して、この窓に近づいてくる。
騎乗者は、黒いマントにフードを深くおろした謎の人物だ。
顔なんて見えなかったのに、セレイアにはわかった。
彼が、待ち焦がれたディセルだと。
(私だって、あなたを見つけるわ。
あなたがたとえどんな姿をしていても)
「…ディセル!!」