さぁ、オレと恋をしてみようか
ソファーに座ったまま失礼だとは思ったけど、そのまま頭を下げた。


けど、世の中そんな甘くはない。


「帰れ」


その一言で、終わらされてしまった。


「お父さん、わたし千織さんが好きなの」
「うるさい、ダメなものはダメだ」


もう、こうなったら今日はダメだろう。


「芽衣子、今日は帰るよ」


そう言って、立ち上がろうとした時だった。


「自分は、お母さんとイチャイチャしてるくせに」
「なっ…!」
「わたしが知らないとでも思ってんの!?夜中にコッソリ、ラブラブしてんの知ってんだからね!!」
「ヤダっ、芽衣子ったらー!」


お母さんは〝ヤダ〟と言いながらも、嬉しそうにニヤけていた。


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