みんなの冷蔵庫(仮)1
「あの、話の途中でごめんなさい。覆面してて……なんで男だと分かったの?」
何となく聞いたつもりだったが、佐田さんがちょっと困ったみたいに目を伏せた。
「その……胸を、見ました」
口ごもるような佐田さんの言い方に、ちょっと笑ってしまう。
「あ、ごめんなさい」
慌てて笑い声を押し込むように、口に両手を持っていく私を軽く睨み付け、佐田さんは小さく咳ばらいをした。
「続けます。そしてその男は、一歩づつゆっくりこちらへ踏み出しました」
何となく聞いたつもりだったが、佐田さんがちょっと困ったみたいに目を伏せた。
「その……胸を、見ました」
口ごもるような佐田さんの言い方に、ちょっと笑ってしまう。
「あ、ごめんなさい」
慌てて笑い声を押し込むように、口に両手を持っていく私を軽く睨み付け、佐田さんは小さく咳ばらいをした。
「続けます。そしてその男は、一歩づつゆっくりこちらへ踏み出しました」