みんなの冷蔵庫(仮)1
京極はしぶしぶといった感じでそれをまたポケットにしまい込みながら、不服そうに口を開いた。

「未成年こそ必要な物だろう」


そう言いかけた京極の顎を上方に伸ばした右手で掴み、指先に力を込めて睨み付ける。

綺麗な顔が指でギリギリと頬を寄せられる事により、ヒョットコみたいな顔に変形してきて、これなら細胞も騒がず楽に制裁を加えられるということに気付く。

ただ、笑いが出そうになるけど。


「いいから! 話を続ける意思は?」

「ある! あるから離せ!」


最後にぐっとより力を込め、両頬を押し上げてから離すと、京極は顎や頬をさすりながら「恐ろしい女だ」と小さく呟いた。


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