みんなの冷蔵庫(仮)1
「しかし、いくらやっても何かを冷蔵庫の中に入れる事や、テスト以外を出す事はできない」


京極の綺麗に弓なりの眉が少し寄せられる。


「イメージが必要なのかと、父の写真を見せたりいろいろやったが無理だった。そこで思いつく」


私は涙などとうに失せ、体中で話を聞き始める。

私も知らなかった光の正体が分かるかもしれない事に興奮し始めていた。


「光を出せる人間が複数いるんなら、冷蔵庫もいくつもあるんじゃないか、と」



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