みんなの冷蔵庫(仮)1
佐田さんは優しい笑顔を残し、またシートベルトを締めた。
ゆっくりと車が発進する。
ハンドバックを開けてハンカチを仕舞い、自分の手の平を見つめた。
光は出るのに、なぜ消す――いや、冷蔵庫に入れる事ができなかったのだろう。
そして京極の顔が浮かぶ。
冷蔵庫を開ける事ができるようになったとして。
京極を冷蔵庫の中に入れるなんて……
人に向けて光を出す事は、安全なのだろうか。
京極のお父さんが無事かどうかもわかってない状況で、京極を冷蔵庫の中に入れていいのか。
誘拐犯は自分も光を浴びて冷蔵庫の中に入ったのなら、あの光は安心だという証拠かもしれない。
ゆっくりと車が発進する。
ハンドバックを開けてハンカチを仕舞い、自分の手の平を見つめた。
光は出るのに、なぜ消す――いや、冷蔵庫に入れる事ができなかったのだろう。
そして京極の顔が浮かぶ。
冷蔵庫を開ける事ができるようになったとして。
京極を冷蔵庫の中に入れるなんて……
人に向けて光を出す事は、安全なのだろうか。
京極のお父さんが無事かどうかもわかってない状況で、京極を冷蔵庫の中に入れていいのか。
誘拐犯は自分も光を浴びて冷蔵庫の中に入ったのなら、あの光は安心だという証拠かもしれない。