みんなの冷蔵庫(仮)1
角砂糖がミルクの中に入れただけで溶けたように、あの光の先にあるものは、体を溶かしたり、燃やしたり、腐らせたりするかもしれない。


「くらら、今日お前が襲われた事で確信は事実になった」


京極はそう言うと、カップを調理棚に置いた。


「父は確実に生きている」


「どういうこと?」


自信満々で言うその力強さには、ただのそうあって欲しいという希望だけではないものを感じた。


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