みんなの冷蔵庫(仮)1
どうしよう


どうしようどうしようどうしよう!!


本当に消えちゃった!?


「落ち着いて!」


興奮状態の真っ只中、シグマとは思えないくらい力強い声がして、顔を上げるとシグマがテーブルに手をつき、側まで回り込んできた。


「落ち着いて、くららちゃん」


シグマは後ろから私の震える両手を合わせるように左手でにぎりしめ、右手で肩を抱き寄せてきた。

そして左の頬に息がかかるくらい顔を寄せてきて、ぎゅーっと両手に力を込めて「凄い」と何回も言ってくれた。


「シグマ……ごめん、もういいよ。落ち着いた」


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