みんなの冷蔵庫(仮)1
「今回の件で時間もいるし、騒ぎになったから退職するつもりだったんだが、休暇扱いになってる。マスコミの騒ぎが逆に宣伝効果をもたらして、会社としてはプラスになるからいんだそうだ」


京極はテーブルに両肘を付き、口元で指を組んでまたこっそりため息をついた。


「マスコミ、ここには来ないの?」


私が昨夜バイト先でテレビを見た事を京極は知らないだろうから、一連の事を私達にどう説明しようか悩んでいるようにも見えた。


< 347 / 491 >

この作品をシェア

pagetop