みんなの冷蔵庫(仮)1
「くららちゃん、びっくりしない? 凄く大きいよね、この家」


シグマが横に擦り寄ってくる。


するわよ。

めちゃめちゃびっくりするわよ。

ちょっとした金持ちってレベルじゃないよね、この家。

同時に、一体こいつ何者なんだってのと、久しぶりに会ったらこんな奴とつるんでるあんたにもビビるわよ。

て、思いを顔に出しまくりでシグマを睨んで「そうね」と言った。

多分、伝わってないけど。


「俺も今日からここに住むんだ」

「え?」


ああ、もう、いちいち驚きたくない。

これから詳しい話を聞くんだろうし、疲れるので、私はとりあえずシグマの問題発言を気にしないことにした。


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