みんなの冷蔵庫(仮)1
車を降りた場所の数メートル先にある、数段の階段を上ると、背丈の倍はありそうな黒い大きな扉が観音開きになる。


「お帰りなさいませ」


ドラマの中みたいに、使用人と思われる人達が十人くらいずらっと列んで頭を下げていた。


呆気にとられ棒立ちになる私の腕を、シグマがぐいぐい引っ張った。


「早く早く。沢山くららちゃんと話したいことあるからさ」


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