みんなの冷蔵庫(仮)1
私も話したいこと沢山あるわよ。

あんたがどうしてそんなに考えなしなのかとか……

なぜ、約束を破ってあの「光」を出しちゃったのか、とか。

さっきカフェで見た、シグマの掌から出るピンクの光を思い出し、自分の両手に視線を落とした。

どれくらいぶりだろう、あの綺麗な光を見たのは。


「シグマ、お前のくだらない話は後だ。まずはくららが冷蔵庫を開けられるか試したい」


男はそう言い、シグマから私を取り上げるように反対の腕を引いた。


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