みんなの冷蔵庫(仮)1
「ちょっとあんた」


気安く触らないでよね、と言おうとして至近距離で顔を見上げると、どうにもこうにも、かっこよすぎて言えなくなる。

顔が良ければなんでもありって訳じゃない。
でも、生まれてこの方こんなに綺麗な顔を生で見たことないから、好みじゃなくたって、たじろぐ。
距離が近いと余計。

これはもう、私の責任とかじゃなく、遺伝子レベルの問題のような気がする。

私の中の女としての細胞が、
「カッコイイ!カッコイイ!」
て叫んでるんだきっと。


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