みんなの冷蔵庫(仮)1
そんなにお望みならば、ご希望通り殴って差し上げようか、と拳を握ろうとしたら、野崎さんがボソッと何かを言った。
「しない。もう……しないよ。私はトキちゃんの物だから」
よく分からないけど、野崎さんが「トキちゃん」て人が好きなんだという事は、「トキちゃん」と名前を呼ぶ時の野崎さんの熱っぽさで何となく分かった。
突然、テクノっぽい大音量が鳴り響き、鼻にかかった甘ったるい女の子の歌声が流れる。
テーブルの上に置いていた京極の携帯からだ。
多分……いや、確実にニーナの新曲だと思われる。
京極は電話に出ると、話しをしながら出て行った。
「カレー、美味しくできたよね」
完食した野崎さんが、お腹をさすりながら言った。
「料理できるんだね~私。新しい自分発見」
野崎さんはシグマに教わりながら、ジャガ芋と人参と玉葱とゆで卵を剥いただけなんだけど。
「しない。もう……しないよ。私はトキちゃんの物だから」
よく分からないけど、野崎さんが「トキちゃん」て人が好きなんだという事は、「トキちゃん」と名前を呼ぶ時の野崎さんの熱っぽさで何となく分かった。
突然、テクノっぽい大音量が鳴り響き、鼻にかかった甘ったるい女の子の歌声が流れる。
テーブルの上に置いていた京極の携帯からだ。
多分……いや、確実にニーナの新曲だと思われる。
京極は電話に出ると、話しをしながら出て行った。
「カレー、美味しくできたよね」
完食した野崎さんが、お腹をさすりながら言った。
「料理できるんだね~私。新しい自分発見」
野崎さんはシグマに教わりながら、ジャガ芋と人参と玉葱とゆで卵を剥いただけなんだけど。