みんなの冷蔵庫(仮)1
「頼んでなくても、捜してあげたらいいじゃない」


私もムキになって強い口調になった。

駄目だ、喧嘩したい訳じゃないのに。


「お前は分かってないな……それこそ知らない方がいい事もあるだろ」


京極の声が大きくなる。

お互い険悪なムードを感じている。

今までみたいな言い合いじゃなくて、本当の喧嘩になってしまう。


「何それ? じゃあなんで野崎さんにはあんな事したの?」


これ以上は駄目だと分かっているのに、喧嘩腰に言ってしまう。

もう、引けなくなってしまっていた。


「くらら、野崎ちよみは犯人側の人間だぞ」


京極が眉を吊り上げた。

そんな顔見たのは初めてだったから、怒鳴るような口調よりも、そっちにビクッとした。


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