愛してるって言って
足を止めて圭ちゃんを見上げると、ちょうど圭ちゃんもこっちに視線を向けたところで。
「圭ちゃん、ありがとう」
送ってくれたことはもちろんだけれど、蒼ちゃんのことではずいぶん助けられたからそのお礼を込めてそう言うと、あたしのこの言葉に圭ちゃんは悲しそうに眉を下げた。
そしていまだに繋いでいる手にぎゅっと力を込めて口を開いたけれど、
「涼夏、俺さ……」
そう言いかけたところで、後方から響いてきたバンッという車のドアを閉める音と共に「涼夏?」という声が飛んできた。
振り返るとそこにいたのは、
「パパ……」
ちょうど仕事から帰ってきたであろうパパで。
合った視線があたしの手元に移ったことに気付く。
「圭ちゃん、ありがとう」
送ってくれたことはもちろんだけれど、蒼ちゃんのことではずいぶん助けられたからそのお礼を込めてそう言うと、あたしのこの言葉に圭ちゃんは悲しそうに眉を下げた。
そしていまだに繋いでいる手にぎゅっと力を込めて口を開いたけれど、
「涼夏、俺さ……」
そう言いかけたところで、後方から響いてきたバンッという車のドアを閉める音と共に「涼夏?」という声が飛んできた。
振り返るとそこにいたのは、
「パパ……」
ちょうど仕事から帰ってきたであろうパパで。
合った視線があたしの手元に移ったことに気付く。