愛すべきストリップガール
しかし4,5分も経たない内にメグミはやって来た…


『3番アキラちゃん入ります~!』

かん高い男の声と共に…

『メグミ…』

博はメグミの下着に近い淫らな姿を見て呟いた…

『お前…何で…』

メグミはボクと博の間に座り,明るく言った…

『何がぁ??

えっ何で落ちてんのアンタ?意味わからん~。』

『お前…ここはランパブやろが?
自分の女がヘラヘラした気色悪ィ親父にベタベタ触られよんのに…笑えるかボケェ…』

博の目から涙が一筋流れ落ちた…


『はぁ?マジでウザイ。
つかさぁ,仕事の邪魔なんやけど。
帰れや?』

メグミはボクのビールを飲みながら言った。

『アンタと付き合い出してさぁ~
金が掛かるけん,アタシは働きよるんやん?
つぅか,もぉ沢山よ…別れよ。』

アッサリと言い放つメグミを睨みつけて博は言った…

『当たり前じゃ…

誰がお前みてぇな売女と付き合うかドアホ!
せいぜい気色悪ィ親父と仲良くしぃや!』


博は席を立ち,またもや強引にボクの腕を掴んだ…

やけに力が入っていた。

『おい,博…お前先に出てろ。
会計やっとくけん。』

博は黙ってボクの腕から手を離し,店を出て行った…

同時に男が凄い勢いで向かってきた。
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