真夏の夜のツンデレラ〜今夜は私を愛して〜
「ごめんなさい…私、彼からはご家族の話しをまだ聞いたことなくて…
その…」
しどろもどろ口を開いた私に、亜星がようやく気付き「そういえば、紹介してなかったね」と笑った。
「俺の両親とじーちゃんばーちゃん、それに一番上の恵兄ちゃん。」そう言って、車を運転していたお兄さんを指差した。
「それで、次男の星太兄ちゃんと三男の晃兄ちゃんに、四男の俺」
そうなんだ…。
スッキリした。
じゃなくてっ!家族多っっ‼
「後ろで遊んでるのは近所の子達。母さんが子供好きでよく、うちに呼んでるんだよ。」
「そう…ですか。」
いや、ちょっと家族の多さに驚きました。
呆気にとられてるうちに、亜星に似たほんわりしたお母さんが「柑奈さんのご家族は?」と聞いた。
私の名前はもう…知ってるんだ。