ワンコorオオカミですか!?
「……」
「……」
「……」
「聞いておいて引くなんて酷いじゃない。私、甘やかして自分無しじゃ居られなくなるような男を飼いた……付き合いたいのよ」
付き合いたいって。
でも、それならば確かに狼君は紺野さんのタイプには当てはまらないのかもしれない。
人懐っこいワンコみたいなだけど、表情も仕草も手も、身体も、ちゃんと男の人だった。
私を甘やかしたいタイプだから、紺野さんと狼君は性格が似ているのかもしれない。
「じゃあ、美国さんは全然違いますよね」
「やっぱりタダのうわさですよね」
「あら、笙は可愛いわよ、中身は」
その発言にまたしても二人は飛び付く。
中身は可愛いもの好きなんだって事だと思うけど、二人のテンションにやはり水はさせない。
三人のトークに圧倒されながらも、こんな話を聞くのは嫌じゃなかった。
寧ろちょっと楽しい。
呑気にそう思っていたら、突然テーブルの上にコンビニのビニール袋が置かれた。
中にはお菓子がいっぱい入っている。