殺戮都市~バベル~
「どうだ、見たか!わかるやつにはわかるんだ!文句ばかり言いおって!」
そして狩野がわかった事で、恵梨香さんが自信を付けちゃったよ。
まあ、こんな事で落ち込まれても仕方ないから、立ち直ってくれるのは良いんだけど。
「それで?どうするつもりなの?皆で固まって行くなら、作戦なんて必要ないはずよね?」
紙を指差したままの狩野が、恵梨香さんに尋ねた。
「うむ。少々厳しいかもしれないが、部隊を三つに分ける。南軍の東よりに進む部隊と、西よりに進む部隊、そしてビルの上を移動して真ん中を突っ切る部隊だ」
全ての軍を見て来たけど、恐らくその作戦が取れるのは南軍だけ。
東軍は自然が多くて、公園や民家ばかりだから、空中の移動には適さないし、西軍はビルの高低差があり過ぎて移動が困難。
北軍に至っては、それらが入り乱れているから地上の移動しか出来ないという始末。
それゆえに、全ての場所が戦場になりえるのが南軍なのだ。
「地上を行く部隊は良いとして、ビルの上を移動する部隊には誰を選ぶ?地上の部隊が南軍の気を引いて、その隙を突く部隊だろう?」
自分のPBMを見ながら、テーブルの上の紙にも目を向けて、川崎が尋ねた。
そして狩野がわかった事で、恵梨香さんが自信を付けちゃったよ。
まあ、こんな事で落ち込まれても仕方ないから、立ち直ってくれるのは良いんだけど。
「それで?どうするつもりなの?皆で固まって行くなら、作戦なんて必要ないはずよね?」
紙を指差したままの狩野が、恵梨香さんに尋ねた。
「うむ。少々厳しいかもしれないが、部隊を三つに分ける。南軍の東よりに進む部隊と、西よりに進む部隊、そしてビルの上を移動して真ん中を突っ切る部隊だ」
全ての軍を見て来たけど、恐らくその作戦が取れるのは南軍だけ。
東軍は自然が多くて、公園や民家ばかりだから、空中の移動には適さないし、西軍はビルの高低差があり過ぎて移動が困難。
北軍に至っては、それらが入り乱れているから地上の移動しか出来ないという始末。
それゆえに、全ての場所が戦場になりえるのが南軍なのだ。
「地上を行く部隊は良いとして、ビルの上を移動する部隊には誰を選ぶ?地上の部隊が南軍の気を引いて、その隙を突く部隊だろう?」
自分のPBMを見ながら、テーブルの上の紙にも目を向けて、川崎が尋ねた。