殺戮都市~バベル~
「この部隊は機動力はもちろん、強さも要求される。かと言って、ここに戦力を集中させては、地上部隊が崩れる可能性があるわけだが……」
「だったら、俺は地上だな。お前らほど速く移動出来ねぇし、敵の攻撃を引き付けるなら俺だろ」
神谷の肉体硬化は、確かにこういう時に役に立つ。
俺の感情が昂らなければ、神谷と香月で地上部隊の軸が出来ていたんだと思うと、なんだか情けなくなって来る。
「守りながら戦う……か。だったら俺も、地上にいた方が良いかな。神谷とは別の部隊でさ」
「そうしてくれるか?川崎がやってくれるならありがたいな」
中央を突っ切る部隊を決めていたはずなのに、地上部隊の軸が決まった。
このまま、まず地上部隊を決めてしまいそうな勢いだな。
「俺は……どこなんですかね?」
全然俺の名前が出ないから、勝手に希望を言っても良いのかなと思ったけど、なぜか皆、「何言ってんだこいつ」というような目で俺を見た。
「真治君、本気で言ってんの?あんたが真ん中の部隊にいないで、誰がここに行くのよ」
「南軍なんだしね。地理にも詳しいだろうから、真治君が地上は考えられないよ」
美優と真冬が、さも当然のようにそう言ったけど……。
俺、南軍にそれほど詳しいわけじゃないんだけどな。
「だったら、俺は地上だな。お前らほど速く移動出来ねぇし、敵の攻撃を引き付けるなら俺だろ」
神谷の肉体硬化は、確かにこういう時に役に立つ。
俺の感情が昂らなければ、神谷と香月で地上部隊の軸が出来ていたんだと思うと、なんだか情けなくなって来る。
「守りながら戦う……か。だったら俺も、地上にいた方が良いかな。神谷とは別の部隊でさ」
「そうしてくれるか?川崎がやってくれるならありがたいな」
中央を突っ切る部隊を決めていたはずなのに、地上部隊の軸が決まった。
このまま、まず地上部隊を決めてしまいそうな勢いだな。
「俺は……どこなんですかね?」
全然俺の名前が出ないから、勝手に希望を言っても良いのかなと思ったけど、なぜか皆、「何言ってんだこいつ」というような目で俺を見た。
「真治君、本気で言ってんの?あんたが真ん中の部隊にいないで、誰がここに行くのよ」
「南軍なんだしね。地理にも詳しいだろうから、真治君が地上は考えられないよ」
美優と真冬が、さも当然のようにそう言ったけど……。
俺、南軍にそれほど詳しいわけじゃないんだけどな。