今日こそ絶対に自殺します。





「光…」


「なに?」


「俺、やっぱ友達作れないかも…」


「……またそんなこと言ってる」




俺は何度も何度も光に相談した。




どうすれば馴染めるのかーーー


どうすれば友達ができるのかーーー








「ーーーたっちゃん?」



光は俺の目を見ると言った。



「確かに友達をたくさん作ったりすることは理想的なのかもしれない。
ーーーだけどね、一番大切なことは自分らしくいることなんだよ?」



「え?」



「たっちゃんが楽しいって思える中学校生活を送れればいいんだよ。
ーーーたっちゃんの楽しいは、なに?」





俺の楽しい…か……



それはーーー














「光と一緒にいること」



「……っ!」




光の顔は急に赤くなった。



「そ、それ以外では…?」


「……ない」


「えぇ!?」





俺は光が焦ったり、顔を赤くしている意味が全くと言っていいほど分からなかった。



どうしてそんなに焦るの?


どうしてそんなに赤くなるの?




どうして?どうしてーーー?




俺が聞くと、光はいつも言った。




「バカ」






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