今日こそ絶対に自殺します。
ーーーある日。
「ハァ……」
俺は教室で頭をかかえていた。
一向に改善しない光、成績が下がったことで父から毎日のように浴びせられる罵声。
俺の体はボロボロになっていた。
全てを両立させるためには寝る時間なんてなかったんだーーー
光が完全に眠りにつくまで病室にいて、その後自分の家に帰宅し授業の復習。
父の希望通りの成績を取るには、朝までみっちり勉強するしかなかった。
『たっちゃんは…笑ってる?』
笑顔なんて作ろうと思っても作れなかった。
光があんなに苦しんでいるのに、笑う気力なんて一つもなかったーーー
「ちくしょ……」
俺の心は焦りと混乱でいっぱいになっていたんだーーー
「………ブーブー」
ふと、一通のメールが届いた。
フォルダを見ると、なんと光からーーー
『たっちゃん、来て。』
「っ!」
俺は急いで席から立ち上がると、教室を出て行った。
そして、光のいる病院へと全速力で向かっていったーーー
「バタン!ーーー光!」
俺は病室のドアを勢いよく開け、光の名前を呼んだ。
するとそこにはーーー
「……たっちゃん!」
「っ!?」
いつも以上に笑顔を浮かべる光の姿があった。
「光、どうしたの…
発症してない…の…?」
光は首を縦に振ると、勢いよくベッドから抜け出して俺の前に立った。
手には何かの紙が一枚。
「たっちゃん、これ見て?」
光はそう言うと、持っていた紙を俺の前に出した。
それはーーー動物ふれあい広場の宣伝紙。