【完】サックスパートの日常





「なっ…強敵すぎる……!結菜先輩、僕はいつまでも待ってますから!」




舞男……弱気になりすぎだろ……せめて一人称統一しよ?





「ごめんなさい。ななちゃんとは別れる気がないから……あなたの気持ちには答えられない……っ!」




こんな変な遊びをしてると、





「舞男くん!?なにやってるの?あなた、私と結婚してくれるって約束したじゃないの!」




急に加わったナミちゃん。




「ナミ…それは昔のことじゃないか!もう終わった話だ。」




ゆるふわ系な舞ちゃんが男口調話しても可愛いな……



「私にとったらまだ終わってないの!その女は誰なの?新しいオンナ?」




てか、これ修羅場じゃね?


そんな能天気なことを思ってるとちょうどななちゃんを見つけた。




「ななちゃん!ちょっといい?」




ななちゃんを呼んで腕を組む。





「舞男くん、ナミちゃん、私にはななちゃんという彼氏がいるから……」





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