サンドリヨンに憧れて
「香澄・・重ないか?俺の気持ち・・」

「そんなこと考えてもいません・・それより私の方が重たくないですか?」

「あほか・・考えたこともないわ・・」

「・・・わかりました・・孝男さん・・いきなり明日から住むってことは
できませんが・・そうできるように私も考えます」

上を見ていた彼が急に私と見つめ合った。

「え・・・迷惑とちゃうんか?」

「なんか・・・孝男さんが・・」

「俺が?」

「私に・・甘えてくれたような・・」

「あ・・・・」

「何か見たこと無い孝男さんが見れたし・・」

少し顔が赤くなったような気がした。

「年上に向かってごめんなさい・・」

「気にすんな・・」

バレたことが恥ずかしかったのか目線をそらして私ギュッと抱きしめて

顔を見せないようにした。

「孝男さん・・ずるい」

「あかん・・俺じゃなくなってくる・・」

少し早くなった彼の心音を聞きながら暫く抱き合った後・・・

彼は私をソファーに押し倒して私の唇を塞ぎ私の思考能力を低下させていった。

唇の触れあう音が聞こえながらここで甘い時間が始まってしまった。



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