サンドリヨンに憧れて
結局・・・明け方に彼は帰って行った。

見送った後、怠い体を目覚ますためにシャワーを浴びて

会社へ行く準備をしていると、電話が鳴った。

「香澄・・朝から会議が入ったから先に行く」

「はい・・それじゃ・・会社で・・」

「それと・・髪・・下ろしていったほうがええかも」

「そのつもりです」

「黒田さんに突っ込まれへんようにな」

「え?・・あ・・はい・・それじゃまた」

「ほんなら・・後で」

さっきまでここにいたのに・・・ふとベットを見てしまった。

「あかん・・もう行こう・・」

いつもより早い電車で出勤することにして、

途中コンビニに寄ってコーヒーを買っていこうと思った。

夏季休暇・・・とんでもない噂がどうなったのか・・・

立川の態度・・・新田さんの態度・・・

気になりながら駅に向かっていた。
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