サンドリヨンに憧れて
さて・・気合い入れんと・・そう思いながら部屋へ入っていくと

私の姿を見て後輩達はいつものように挨拶はしてくれたが、何かおかしい・・

自分のデスクに座り何事もなかったようにパソコンに電源をいれていると

藍子がやってきた。

「おはよう・・で、今日はどうしたんその雰囲気」

「え?何?いつもと一緒やけど?」

「あら・・そうかしら?」

「気持ち悪・・・普通に話しできひんの?」

「ごめん・・さっき立川と課長・・会議室に行ったまま・・」

「え?今朝って会議とちゃうの?」

「それが・・・立川が何かやらかしたみたい・・」

「え?仕事で?」

「わからん・・でも課長の顔・・マジ怖かった」

「藍子・・昼休み有紀がいつもの茶店に来てって言われて・・」

「知ってる。さっきメールもらった」

「一緒にきてくれる?」

「もちろん・・じゃ・・お昼呼んでや」

「うん・・」

昨日のことが一瞬よぎった。でも会議室まで行く勇気はないし・・

それにもしかして休み前のことも・・・

戻って来るまでじっと待つしかないか・・・

みんなが仕事を初めても二人は戻ってこなかった。

庄司のデスクのほうに顔を向けてみると電話中だったが、器用に私へメールを送ってくれた。

心配すんな・・話が終わったら何か言うやろ・・

その言葉に、わかった・・待つわと返信をした。
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