一途な彼と不器用彼女①


バシッ...グニャ...。


「グアア...!」


あ、わりー...手首約360度回っちまった...。


バキッ...


グニャッ...


バキッ...


ドーンッ


蒼依「あとはお前だけだけど?」


「や、やめてくれ...。」


ふ...やめてって言われてすまされる訳ないだろ。


あ....はは。


そうかこいつを利用すれば...。


蒼依「じゃあ1つ。
お前は...熱田悠葵(アツタ ユウキ)を知っているか?」


俺がそういうとこの空気は一瞬止まった。


いや、止まったのはこいつだけ。


って言うことはビンゴっていうわけか。


「し、しらねー...ヒッ...。」


蒼依「お前本当の事言わねーとどうなるかわかるよな。」


「あ、あ、ああ!
知ってる!知ってるから命だけは...!」


ふふ...女にびびる男。


なんかこの雰囲気笑える。


蒼依「あいつに言っとけ。
お前に復讐するとな。
じゃあな。」


バキッ!


最後は鳩尾を一発殴った。


まぁもちろんそいつは気絶したけどな。


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