痛々しくて痛い
「颯だって、結局は真々田屋にスカウトされたって事じゃん。しかも、それだけ広報の仕事に対しての情熱と思い入れがあるんだったら、きっと素晴らしいリーダーシップを発揮してくれるハズ」
「え?で、でもっ…」
「そうだな。その若さと明るさで、俺達を先導して行ってもらおうか」
「い、いやいや、その会社独自のカラーっていうか、代々受け継がれて来た暗黙のルールってもんがありますから。やっぱりまとめ役は新参者のオレなんかより、樹さんの方が断然相応しいですよ」
「元々社員だったかどうかなんて関係ねーよ。プレゼン能力に長けてて、なおかつ新風を吹き込んでくれるような人材を求めてわざわざ外部に目を向けたんだから。むしろ、古株に遠慮せず、好きなように動いてくれよ」
「じ、じゃあ、やっぱり伊織さんにお任せしましょうよ。真々田屋のお客様は女性が大半ですし、同性ならではの目線で効果的な販売戦略を…」
「はぁ!?つーかあんた、出会って数日で『絹田さんてそこらのメンズより全然男前ですよね!』とかほざいてたよね?すっげー無邪気に無神経に。こういう時だけ女扱いすんのやめてくれる?」
「い、いや、だって、オレらだって持ち運びに手こずった書類入りの箱を、伊織さん軽々と持ち上げてたじゃないっすか」
「とにかく、颯がやりなよ。私は自由な広告作りがしたいんであって、管理職代行なんて真っ平ゴメンだから」
「え?で、でもっ…」
「そうだな。その若さと明るさで、俺達を先導して行ってもらおうか」
「い、いやいや、その会社独自のカラーっていうか、代々受け継がれて来た暗黙のルールってもんがありますから。やっぱりまとめ役は新参者のオレなんかより、樹さんの方が断然相応しいですよ」
「元々社員だったかどうかなんて関係ねーよ。プレゼン能力に長けてて、なおかつ新風を吹き込んでくれるような人材を求めてわざわざ外部に目を向けたんだから。むしろ、古株に遠慮せず、好きなように動いてくれよ」
「じ、じゃあ、やっぱり伊織さんにお任せしましょうよ。真々田屋のお客様は女性が大半ですし、同性ならではの目線で効果的な販売戦略を…」
「はぁ!?つーかあんた、出会って数日で『絹田さんてそこらのメンズより全然男前ですよね!』とかほざいてたよね?すっげー無邪気に無神経に。こういう時だけ女扱いすんのやめてくれる?」
「い、いや、だって、オレらだって持ち運びに手こずった書類入りの箱を、伊織さん軽々と持ち上げてたじゃないっすか」
「とにかく、颯がやりなよ。私は自由な広告作りがしたいんであって、管理職代行なんて真っ平ゴメンだから」