あなたと月を見られたら。
ライオンさんに、オオカミさんに捕らえられて「もう食べられる!」そうわかっていても、どうしても流されたくない私が
「ダメ!だってワインも栓が開いたままだし、ガーリックシュリンプも…!!」
なんとか抵抗したくて、こんな言葉を口にすると龍聖はニッコリ笑って私の唇をかすめ取る。チュッと触れただけのキスをして
「無駄な抵抗はやめなさい。」
「はい??」
「好きな女が側にいて、我慢できる男なんてこの世にはいないんだから。」
彼はホンキのオスモードの入った瞳で妖しくニッコリと微笑む。そしてシャツの下からゆっくりと手を這わせ、柔らかな胸の頂をキュッと掴むと
「襲われる、って分かってるくせにノコノコ男の家に上がった美月が悪い。」
「え、、??やぁ、っ!!」
「いや、わかってないのかな?
俺的にはそういう警戒心のゆるいところもツボだけど……。」
クスクス笑いながら、彼は私の敏感なところを刺激し続ける。
「や、、やぁっ!」
指の腹で転がすように。時に摘んだり、揉んだりする龍聖の絶妙な愛撫に頭の奥がジンジンしてきて、私の頭の中がボーっとモヤがかかったようにワケがわからなくなってくる。
「邪魔だから取っちゃうよ?」
胸を揉みながら右手でシャツのボタンを綺麗に取る、龍聖。全て剥ぎ取られて、ブラジャーのホックも外されて、あらわになった私の胸に顔を寄せると
「いいね。美味しそう。」
「あ、あぁ…っ!」
彼は私の胸の突起に口付ける。