不要なモノは愛
「はーい」
「おう!いるなら、早く出ろよ」
「一樹か…」
インターフォンの画面によく見知った顔が写る。近くのマンションに住む幼馴染みの高宮一樹(たかみやかずき)だ。
一樹は小学校から高校まで同じ学校に通っていた。大学は私よりも少しだけ賢い一樹のほうがレベルの高いところに進んだ。あの時は一樹に初めて負けた気がして悔しかった思いをしたものである。
玄関を開けるといまさら遠慮することのない一樹は自分の家のようにズカズカと入ってきた。
「ただいま」
「ん?あ、出張のお土産?ありがとう。今日、帰ってきたの?」
「うん、さっき」
自分の家に帰ってすぐに来たという。渡された白い袋を受け取り、中にある長方形の箱を取り出す。そして、その箱の蓋を開けると出てきたのはチョコのロールケーキ。
好きなものだから有り難いけど、一人で食べるには多い。
そうだ!これを晩ごはんにしてしまえばいいかも。
「それ、俺も一緒に食べるから切ってよ」
「はい?」
「おう!いるなら、早く出ろよ」
「一樹か…」
インターフォンの画面によく見知った顔が写る。近くのマンションに住む幼馴染みの高宮一樹(たかみやかずき)だ。
一樹は小学校から高校まで同じ学校に通っていた。大学は私よりも少しだけ賢い一樹のほうがレベルの高いところに進んだ。あの時は一樹に初めて負けた気がして悔しかった思いをしたものである。
玄関を開けるといまさら遠慮することのない一樹は自分の家のようにズカズカと入ってきた。
「ただいま」
「ん?あ、出張のお土産?ありがとう。今日、帰ってきたの?」
「うん、さっき」
自分の家に帰ってすぐに来たという。渡された白い袋を受け取り、中にある長方形の箱を取り出す。そして、その箱の蓋を開けると出てきたのはチョコのロールケーキ。
好きなものだから有り難いけど、一人で食べるには多い。
そうだ!これを晩ごはんにしてしまえばいいかも。
「それ、俺も一緒に食べるから切ってよ」
「はい?」