不要なモノは愛
「それは、俺の個人的な見解なので、詳しくは言えません。でも、小夏さんのためにちゃんとやるべきことはやりますよ」


私は、キッパリと言い切った聖斗くんを信用して、後日、排卵期を目安にして、お互いの都合の良い日に会うことを約束して、連絡先を交換した。

この都合の良い日こそが運命の日だ。この日に妊娠できたら、私の願いが叶う。まだ何もいないお腹をそっと撫でる。このお腹が大きくなる日がとても楽しみで仕方がない。

来年の今頃は一人ではなく二人で暮らしている。想像するだけでも楽しい。

次の排卵期は2週間後に迫っていいた。上手くいくといいな。


しかし、そう簡単にはいかなかった。邪魔が入った。だから、この男、嫌いなのよ…。

少しでも優しい人?なんて、勘違いなんかしなければよかった。
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