欲しがりなくちびる
一人で過ごすクリスマス・イブは初めてだった。朔の場合、恋人と別れてフリーになっても、次の恋愛が始まるまでのスパンはどんなに開いても3ヶ月位だった為、たまたまこの時期にそれがぶつからなかったという事もある。
今日は早番だった為、これからデートの待ち合わせに向かう人達やカップルの混雑を縫うようにして歩く。今年は近郊にある姉妹店も合同でシングルを対象にしたクリスマスパーティが企画されていたけが、朔は予め予約しておいたケーキをデパ地下で受け取り帰路へと向かっていた。ケーキは12センチほどの小さなショートケーキのホールで、スポンジの間には生クリームと色取り取りのフルーツがたっぷり詰まっている。
今夜は一人でDVD鑑賞をするつもりでいた。浩輔には敢えて予定は聞かなかったけれど結子と会うのかもしれないし、もしかしたら今日は帰ってこないかもしれない。
朔はゆっくりと湯船に浸かった後、リビングテーブルにケーキと冷えたシャンパンを用意するとソファでレオパート柄のハラコのクッションを抱き締めた。
今日は早番だった為、これからデートの待ち合わせに向かう人達やカップルの混雑を縫うようにして歩く。今年は近郊にある姉妹店も合同でシングルを対象にしたクリスマスパーティが企画されていたけが、朔は予め予約しておいたケーキをデパ地下で受け取り帰路へと向かっていた。ケーキは12センチほどの小さなショートケーキのホールで、スポンジの間には生クリームと色取り取りのフルーツがたっぷり詰まっている。
今夜は一人でDVD鑑賞をするつもりでいた。浩輔には敢えて予定は聞かなかったけれど結子と会うのかもしれないし、もしかしたら今日は帰ってこないかもしれない。
朔はゆっくりと湯船に浸かった後、リビングテーブルにケーキと冷えたシャンパンを用意するとソファでレオパート柄のハラコのクッションを抱き締めた。