欲しがりなくちびる
満ち足りた気だるい身体を引き摺ってリビングに行くと、テーブルにはラップが掛けられたチキンライスが用意されていて、浩輔の言葉足らずなメモ書きには「冷蔵庫」とだけ記されている。指図通りに扉を開けてみれば、彩りの良いサラダの支度までしてあった。
ふと時計を見れば、午後2時を過ぎている。浩輔が絵画教室で教えている時間だ。
朔は顔を洗い歯を磨いてからリビングに戻ると、チキンライスを口に運びながらいつものように携帯をチェックする。
登録しているショップからのお知らせメールの他、結子からのメールが受信されている。
一瞬躊躇ったものの開いてみると、「大嶋君にまたふられちゃいました」とだけあった。
複雑な、自分でもよく分からない感情を胸に抱いたままその画面を見ていると、まだ続きがあることに気付いてスクロールする。
ふと時計を見れば、午後2時を過ぎている。浩輔が絵画教室で教えている時間だ。
朔は顔を洗い歯を磨いてからリビングに戻ると、チキンライスを口に運びながらいつものように携帯をチェックする。
登録しているショップからのお知らせメールの他、結子からのメールが受信されている。
一瞬躊躇ったものの開いてみると、「大嶋君にまたふられちゃいました」とだけあった。
複雑な、自分でもよく分からない感情を胸に抱いたままその画面を見ていると、まだ続きがあることに気付いてスクロールする。