強面彼氏
結局お母さんはよく考えたら娘を嫁にやるじゃなくて息子をもらったと考えれば寂しくないといいだし

お父さんははやっぱり寂しいと泣いてお兄ちゃんは少し冷静な顔で豪君を見てたけど

豪からお兄さんと言われたと嬉しかったようで結局泣きだして

男二人は酔いつぶれてしまった。

お母さんに寝室にお布団ひいてあの二人を連れて行って、後風呂の準備をたのまれた。

豪君は大丈夫みたいでお母さんが片づけるのを手伝っていた。

私が戻ると二人は一緒にコーヒーとケーキを食べながらお母さんとこそこそ話をしていた。

お母さんは「それはいいかも・・・とかうんうん」とうなずきとても楽しそう。

風呂掃除からお父さんたちの布団までひき部屋まで連れてったのにと膨れながらじっと二人を見ていると

やっと気づいたみたいでお疲れ様と言いケーキとコーヒーを準備してくれた。

このケーキ私の好きなケーキ

イチゴや旬の果物がたくさんのってるケーキ

豪君も同じもの食べてる。

3人で明日の引っ越し業者さんが何時に来るかとか荷物の片づけの手伝いの事なんかを話し

お風呂も沸いたので先に豪君に入ってもらうことにした。

「じゃあ先におふろいただきます」といい豪君はお風呂場へ

私とお母さんはケーキ皿とコーヒカップを洗うことにした。

お母さんは、あんた本当にいい人捕まえたわね

二人で幸せになるのよというと母の目に少し光るものが見えた。

「うん」で、しょっちゅう帰るからというとはいはい喧嘩してとかはやめてよといい

私に食器を渡してくるので乾燥機に並べていく

あ、美奈あんた仕事はどうするの?このまま続けるの?と聞かれた

私はまだ働きたいけどっていうと、豪君は家にいてほしいみたいよ

家に帰ってくるといつも電気が消えてて真っ暗だから寂しいって話してたから

という言葉を聞いて少し考えてみようと思った。

母にも少し考えてみると言うとそうしなさいといいお父さんが寝ている部屋へ様子を見てくると・・・

私は豪君の飲み物を準備して待っているとパジャマを着た豪君が髪を拭きながら出てきた。

なんかいつも思うけど神様って不公平だよね・・・・髪拭いてるだけで色気が漂ってくる人間って

私なんか髪拭いててもまったくそんなものなくて・・・・うらやましいなあとじっと見てると

何?お義母さんは?と聞く豪君先に入ってもらった方がいいよと

お父さんたちの部屋に行こうとしてたので私が言ってくるからお茶準備してるから飲んでてと言うと

「ありがとう」とほほ笑んでくれた。

やっぱりいい男だわ!!
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