幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
side/りり花


沙耶ちゃんと寄り道をした帰りにバス停に向かって歩いていると、

ポンっと肩を叩かれた。


「りり花、こんなところでなにしてんの?」


ふりかえると、そこに立っていたのは

目を細めて人懐こそうに笑っている学ラン姿の颯大だった。


「颯大こそこんなところでどうしたの?!」


制服姿の颯大を見るのは初めてだ。

なんだか新鮮…



「俺は学校帰りだよ。

うちの学校、この近くだからさ。

それよりボケっとしてどうした?」



「颯大の制服姿はじめて見たかも。

いつも道着きてるから」


「なんだよそれ。

それより、りり花、この後ヒマ?

ヒマなら飯食いにいかね?腹ペコペコでさ」



「ごめん、夕飯までに帰らなきゃいけないんだ」




「……もしかして、玲音くんが家で待ってる…とか?」



颯大を見上げてコクンと頷いた。




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