幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
side/玲音


薄暗くなってきた歩道で

頬を赤く染めた畠山を引き寄せて、畠山の耳もとに顔を寄せた。


緊張しているのか、畠山の肩が小刻みに震えている。


そんな畠山の耳もとでそっとささやく。



「畠山って可愛いよね?」



耳まで赤くなった畠山に言葉を続ける。



「サッカー部でも畠山、人気あるしね」



そう言って少し声のトーンを落とした。



「だから自分に落とせない男はいないとでも思った?

そうでもなきゃ、直接家まで来たりしないよね。

もし俺がいなかったら、りりちゃんのことも脅すつもりだったの?」



パッと顔をあげた畠山に冷たい視線を投げつける。




顔色を変えてぶんぶんと首をふる畠山の耳元に唇をよせる。




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