黄昏を往く君は


 水分補給が終わると、私は目を閉じた。
 頭痛がする。脳髄の奥で重たい熱がくすぶりはじめていた。
 青年が私の額に手を置いた。
「また熱が出てきたな。少し眠れ」
 彼の声にいざなわれて、私は深い眠りに落ちた。



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