BLUE STONE 壱
逞しくて大きな背中のレツ
そんなレツに身を預けながらも15分程度
次第にエンジン音は小さくなりそしてバイクは止まった
目的地に着いたみたいなので私は名残惜しさを感じながらレツの背中から身を離した
『……は?』
いやいやいや、まって
どうしてここなの?
私は目の前に広がる風景を前に呆気ない声を出すしかなかった
『……ねぇ、レツ』
「ん?」
『……どうしてここ?』
「……」
いや別に文句を言ってるわけじゃない
目の前に広がるのは
キラキラ輝く町
イケない看板
露出度の高いお姉様方に…
髪の毛もりもりのお世辞でもイケメンと言えないお兄様方…
『何が面白くて繁華街なんかに真昼間から行けないといけないの!!』
中々返事をしてくれないレツに
私はとうとう切れてしまった
そんな私を横目でチラリとみたレツは
そのままプリプリ怒る私を無視して
…………歩き出した。
とすると、さっきから黙っていたショウシが私の隣へ来て眉をハの字にさせた
「ごめんね、ケイちゃん
別に繁華街に来たくて来たわけじゃないんだよ」
『だったらどうしてっ……』
ショウシに言われるが、全く理解できない私は声を荒げた