BLUE STONE 壱
そして私の横にいるレツを見てから
ショウシが言っていた水着に目を写した
レツが買ってくれた女性人気ナンバーワンのこの水着専門店のお店は
普通に私みたいな小娘が買えるような代物じゃない
この淡い色の水着を目に移す
私は昔からハッキリした色が大嫌いだった
濃いピンクだとか濃い赤だとかそういう色が大嫌いだった
静かに自分の髪の毛に視線を移す
そこにはいつもと変わらない憎たらしいミルクティー色の腰まである長い髪がふわふわと靡かせていた
……憎たらしい
密かに眉間に眉を寄せていたのをレツが見ていたと知らずに。
『……私の母親はハーフ、だったの』
ゆっくり髪の毛から視線を外さない私はそう告げた
いつもの私と違った声にショウシは聞いてはダメだったかのようにレツを見てオロオロしだした
そんなショウシが面白くて『大丈夫よ』というとホッと安堵のため息を漏らすショウシ