0の可能性
ブリザーブドフラワーや、インテリアになりそうなお花のリースも可愛かった。
中にはこれ本当に偽物?って程の造花もあったりした。
うわ。凄く楽しい。花屋って会社で活けるものとかを取り寄せたりはしてたけど、、こういうのいいな。
「ゆかり」
呼ばれた方を向きながら、ふと思った。
「そう言えば、九条さんって私のこと会社でもプライベートでも“ゆかり”って呼びますよね」
「嫌だったの?」と聞いてくるので、フルフルと首を振って違うと答えた。
「ただ、なんかズルされた気分になってます」
「何それ??僕何もズルなんかして無いよ」
そう言ってまた笑う諒陽。
いやいやいや、あなたはその嫌味なほどな魅惑がズルいですよ九条さん。
心の中でツッコミを入れると、可笑しくなってゆかりも笑った。