恋と部活の両立法
歩きながら朱理は私に色々なことを教えてくれた。
教室の場所とか先生の名前とか。
「それから、あたしのことは朱理でいいよ。」
『了解!じゃあ、私も凛花で!』
「分かった!改めてよろしく!凛花!」
『こちらこそ!』
朱理は見た目通りサバサバした性格で話しやすい。
良かった。
私、結構少し人見知りなところがあるから…。
朱理みたいなタイプの人の方が嬉しい。
それよりもさっき朱理が言っていた言葉で気になることが…
『ねぇ、朱理。この学校って女の子どれくらいなの?』